skype番号とは何かというと普通の電話番号を取得できることです。
普通、インターネットを利用して電話へのやり取りをする場合は電話番号はなく、着信側には不明な発信者などと表示されるのですが、skypeで電話番号を取得するとその電話番号が表示されるようになります。
ただし現在は日本の電話番号を取得することはできず、米国や英国、韓国、インドなど全部で25国(2024年11月8日時点)で限られた国の電話番号しか取得できません。
ですので今回私が取得したのは米国の電話番号です。
skypeから電話をするとちゃんとその電話番号が表示されます。でも番号表示で電話を受けた方はビックリですね。いきなりアメリカ ネブラスカ +1 0000-0000という国際電話を受けるわけですから。
それにこれにかけなおすとなると国際電話扱いになるので国際電話が掛けられる携帯プランもしくはオプションに入ってないとかけなおせないようです。
私の携帯プランではかけなおせませんでした。
ですからskypeからの通話はサポートセンターみたいな長時間待たされるところで使おうと思ってます。
skypeの通話料は都度skypeクレジットというskypeで使えるポイントを購入して使う場合とサブスクリプションの毎月定期的に一定金額を支払う方式では違うのですが、skypeクレジットを購入して通話する際には£5.00ポンド(約1,000円)で最大210分話せます。つまり1分4.8円です。ここで最大と表記されているのはかける国によって通話料が異なるためです。
あとskype番号便利な点はSMS(ショート・メッセージ・サービス)が受け取れる点です。よくログインする際にSMSで6桁くらいの無作為な数字が送られてきてその数字を入力するとログインできるというのがとても普及していますが、そのSMSも受け取れます。
ですのでもう1台スマホを契約したみたいな感じになります。
しかしいい点ばかりではなく、よくない点もあります。
その最たるものは通話品質の悪さです。同じインターネット経由の電話としては有名どころでは楽天リンクがありますが、楽天リンクはインターネットの帯域(インターネットの道の広さ)が広いせいかよく聞こえますがコストを極限まで抑えているskypeはインターネットの帯域が狭いのか、必ずと言っていいほど聞き返されます。
話せないことはないのですがぎりぎりという感じです。
相手の声の質も変わってなんだか不機嫌そうに(抑揚のない事務的な声)聞こえます。
多分向こうにも不機嫌そうな音質で聞こえているのでしょう。
でも少し大げさなくらい感情を表せば伝わるのでskypeではスト期は大げさなくらいがよいようです。
何しろ通話料1分4.8円ですから通常の携帯会社の30秒22円と比べると10分の1くらいです。
通話品質が悪く感情が伝わらなくともサポートセンターのように長時間待たされてオペレーターの人ともそれほど感情の交流が求められないばあいにはskypeは向いているのではないかと思います。もちろんサポートセンターが携帯も・固定電話も通話料無料の場合はこの限りではありません。